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CVE-32
電圧電流位相差計

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概要

発変電所における、電圧突き合わせ試験やVCT組み合わせ試験に使用する事を想定した位相計です。位相に加え、電圧、電流実効値の測定も可能です。
本製品は東北電力(株)須賀川技術センター様にご指導頂き開発致しました。

特長

位相差測定および実効値測定

位相差の測定に加え、実効値の測定がこれ一台で可能です。

電圧突き合わせ試験やVCT組み合わせ試験を想定した仕様

基準側、比較側の接続を一度行えば、接続をし直すことなく電圧突き合わせ試験やVCT組み合わせ試験を行う事ができます。そのため、スピーディでミスの少ない測定が可能です。

3相同時試験

手動で入力を切り替えるタイプの測定器の場合は厳密な意味では同時測定にはなっていません。本製品の場合、全ての相を同一の時点で測定しますので、真の相間位相差や実効値が測定できます。
尚、電圧付き合わせ試験の場合は測定器内部で電圧計への接続を切り替えながらの測定になるため同時試験にはなりませんが、切り替えは自動で行いますので、切り替えの操作は不要です。

ターミナル入力

電圧、電流ともターミナルにて入力しますので、過去に使用していた位相計からの移行がスムーズです。尚、電流についてはクランプセンサ入力にも対応できます。

印刷機能

プリンタを内蔵しておりますので、試験結果を印刷できます。

タッチパネルによる操作、表示

全ての操作を表示器のタッチパネルで行いますので操作がわかりやすくなっています。

外観

パネル外観

測定回路構成例

電圧突き合わせ試験

VCT組み合わせ試験

画面例




付属クランプセンサ

製品仕様

一般仕様

型 式 CVE―32
電 源 AC100V ±10% 50/60Hz
外形寸法 450(W)×290(H)×280(D)(単位:mm)
重 量 11kg
付属品 クランプセンサ 4本
電源ケーブル L字型ソケット3P 2m 1本
コンセントアダプタ(アース外部出しコード付) 1個

測定性能

共 通 測定周波数 50Hz/60Hz (手動切替)
相線式 単相2線(1P2W)、単相3線(1P3W)
三相3線(3P3W)、三相4線(3P4W)
電圧測定
(基準・比較)
(※1)
測定レンジ 相電圧:0~20V/20~150V
線間電圧:0~20V/20~250V
(自動切替)
確 度 相電圧:±0.5% of RDG/±0.5% of RDG
線間電圧:±0.5% of RDG/±0.5% of RDG
(1V以上)
表示桁数 有効数字4桁(小数桁数自動切換、但し小数点以下4桁まで)
入力端子 R、S、T、N (4端子、ターミナル)
電流測定
(※1)
測定レンジ 0~0.05A/0.05~1A/1~20A(自動切替)
確 度 ±1.0% of RDG/±1.0% of RDG/±1.0% of RDG
(0.003A以上)
表示桁数 有効数字4桁(小数桁数自動切換、但し小数点以下4桁まで)
入力端子 R、S、T、N (4端子、ターミナルもしくはクランプ)
位相角測定
(※1)
測定範囲 0.0~359.9°(遅れ位相)
誤 差 電圧:±0.5°/電流:±1.0° (電圧1V以上、電流0.003A以上)
分解能 0.1°
測定条件 位相基準電圧が以下の条件である事が必要
 相電圧:0.2~160V
 線間電圧:0.2~260V
電位差測定
(※2)
測定レンジ 0~20V/20~250V (自動切替)
確 度 ±0.5% of RDG/±0.5% of RDG (1V以上)
有効数字 4桁 (小数桁数自動切換え、但し小数点以下4桁まで)
位相差測定
(※2)
測定範囲 0.0~359.9°(遅れ位相)
分解能 0.1°
誤 差 ±0.5°(測定対象の2つの相電圧がそれぞれ1V以上)
測定条件 位相差を測定する対象の2つの相電圧がそれぞれ0.2V以上 160V以下である事が必要
(電位差は無関係)
電力測定
(※3)
計算式 有効電力 = 相電圧 × 相電流 × cosθ
無効電力 = 相電圧 × 相電流 × sinθ
(θは相電圧、相電流の位相差)

※1:対象の測定モード:電圧位相差測定、電圧・電流位相測定、電力測定
※2:対象の測定モード:電圧突き合わせ試験
※3:確度を規定していないため、測定値は参考値としてご使用ください。


※今後断りなく外観・仕様・価格を変更することがあります。

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