HOME > 製品情報 > 定常電圧発生器(CVE-23)
近年、デジタル型配電盤の導入が拡大されておりますが、そのシーケンス試験を実施する場合、定常電圧、即ち母線電圧として110V(線間)の三相交流電圧及び線路電圧として、母線電圧と同期とした63.5Vまたは110Vの単相交流電圧を印加しておく必要があります。従来、この定常電圧を得るため、三相無歪試験器等が使用されていましたが、それはサイズ、重量が大きく、汎用装置のため調整が必要であり、その上高価なものです。
本定常電圧発生器は容易に定常電圧を得るため、東北電力(株)盛岡技術センター様の平成18年度委託研究により開発されたものです。
従来使用されていた試験機に対し、出力は20VAと小さいのですが、下記の特徴があります。
正面
背面
1. 型 式 | CVE-23 | |||
---|---|---|---|---|
2. 出 力 | 項目 | 母線電圧 | 線路電圧 | |
様式 | 三相交流 | 単相交流 (母線電圧と同期) |
||
定格電圧(線間) | 110V | 63.5V | 110V | |
出力容量 | 6.5VA×3 | 12VA | 20VA | |
位相差 | 120°±3° | 1°以下 (母線電圧同期相との差異) |
||
周波数 | 50Hzまたは60Hz±1%(購入時に周波数を指定) | |||
波形歪率 | 3%以下(抵抗負荷の場合) | |||
3. 電 源 | AC100V±10% 300VA 50Hzまたは60Hz | |||
4. 外形寸法 | 143mm×370mm×330mm | |||
5. 重 量 | 10 kg | |||
6. 周囲温度 | 0℃~40℃ ただし結露しないこと |
Copyright © 2016 CVEngineering Corporation., all rights reserved.